県庁や、市役所は、主な配属先が本庁と出先機関にわかれています。
どこの募集要項にも書いてありませんが、
仕事ができる人は本庁・そうでない人は出先機関
という図式はあります。
出先機関は、現場で住民を相手にする仕事で、大事な仕事ではあるのですが、職務の内容が単純ですし、仕事の規模もそれほど大きくありません。
それと比較し、管理部門である
本庁では、複雑な制度を正確に理解する必要がありますし、仕事の規模が大きいので、失敗したときの影響が大きいです。
そのため、
本庁には
仕事ができる職員(=事務処理が迅速・正確な職員)を配置する必要があるのです。
あなたが公務員試験に合格後、どっちに配属されるか、ドキドキものですね。
私のいた自治体では、
新規に採用された職員は、
トップ合格層
及び社会人経験者 |
本庁勤務 |
| その他の大勢 |
出先機関 |
という配置でした。
出先機関に配置された人は、そこで役所の仕事の
基礎経験を積み、本庁で勤務できるだけの
資質があるかを
試されます。
そこそこの勤務成績を残せば、何年後かの人事異動で本庁勤務となることでしょう。
私のいた自治体では、新規採用
3年後の人事異動で、
出先勤務者の
半分程度が
本庁へと異動となっていました。
パターンとして、
最初に新規採用の大半を
本庁に勤務させる自治体もあります。
そして、3年後の人事異動に出先機関に配属させ、両方の職場を経験させるというものです。
しかし、最近は、
最初に
本庁に勤務させるパターンは少ないようです。
もし、その職員が仕事に対してのやる気がなく、ミスばっかりする職員だったとしたら、各出先機関を管理する本庁でのミスなので、各出先機関に影響を与えます。そしてその職員を異動させざるを得ませんが、短期間での異動ということにもなると、その職員のキャリアにも傷が付きます。
これに対し、出先機関だと、ミスの影響はそれほどでもないし、異動させる必要もありません。まぁ、正確に言うと、異動させる必要はあるが移動させる先がないだけなのですが。
私自身は、最初出先機関の勤務でした。
しかも、悪名高い、保護課(生活保護ケースワーカー)です。
生活保護を受ける人というのは、病気等で仕事ができず、本当に困っている人もなかにはいるのですが、そうでない人も数多くいて、生活保護の申請手続の処理をしているときに、なんだか泥棒の手伝いをしているような気分になるときが時々ありました。
月々支給される保護費を使いきった人から「金を貸してくれ」といわれたり、怒鳴られたりすること等、理不尽なことがいっぱいあります。上記悪名高いというのは、そういう意味です。
みんな嫌がる仕事なので、人が集まりません。なんでこんな部署に、と腐ってしまってる職員さんもいました。中にはできる人もいましたが、傾向としてはあまった人が行くところというイメージです。(現職の方、大変すみません、でもそうなんです。)
最初は、僕も腐ってたんですが、新規採用時の配属はよくあることのようです。
N県も、新規職員の配属は、生活保護か、税金の収納(これも嫌われてる)の部署に配属させているようです。